朝晩は肌寒くなりました。気の早い私はもう来年の暖かくなる季節を待ちわびています。11月あるある「あれ?11月ってこんなに寒かったっけ?」体調管理に気を付けて、今月も元気にいきましょう!
当院で力を注いでいる治療のひとつ【保険外コンポジットレジン】ですが、同じ程度進行した虫歯を治療するにあたり、保険の治療と比べて何が優れているのでしょう?
まずなんと言ってもコンポジットレジンの最大の利点は、感染源のみを除去し、健康なエナメル質や象牙質(歯質)を最大限に残し、歯と一体化して密着することです。もちろん虫歯を削り残したままつめてしまうと、その予後はどんな治療を行っても悲惨なものとなります。治療において、虫歯に感染した部分をきちんと削り取る(感染源の除去)のは基本中の基本です。
保険治療の代表【銀歯】での治療は、とった歯型をもとに模型を作り、模型上で技工士さんが作製する間接的な方法になります。模型上でスムーズに銀歯を着脱できるようデコボコの無い滑らかな形にするため、健康な歯質であっても大きく削る必要性があります。この差は5年後、10年後の歯の予後として見ると大きいです。ものの数年で銀歯は必ず劣化します。劣化して再治療になる度に、健康な歯質も含め感染源を削ります。
これまで劣化した銀歯のすき間から細菌の侵入により虫歯が再発し、大きく削られ神経まで取られてしまった歯をどれだけ見てきたことか…。コンポジットレジンも人工物である以上必ず劣化は起こりますが、健康な歯質を削ることなく修理や再調整が比較的簡単に行えます。これもコンポジットレジンの利点のひとつです。
しかし、9月号のニュースレター「材質が同じでも、治療がいい加減では無意味です」という記事の通り、コンポジットレジンを使いさえすれば良いのかというと、そうではありません。
以下の写真は当院での症例のひとつです。約2年前に他院で【保険のコンポジットレジン治療】を受けた患者さんです。治療時間は30分もかからずあっという間に終わったものの、治療直後から冷たいものがしみる症状が続いていたとのこと。強烈な痛みはなかったのでそのままにしていたが、最近食べ物が歯にひっかかるということで来院されました。マイクロスコープで診査するとコンポジットレジンの劣化とすき間を確認できました。古いコンポジットレジンを除去すると感染源の削り残しがありました。保険診療ゆえの治療の早さを求めた結果か、正に治療の基本を怠っていた症例でした。
当院でのコンポジットレジン治療はお時間をいただきますが、マイクロスコープを使用し感染源を確実に除去し、健康な歯質を大きく削ることなく、精密にコンポジットレジンをつめていきます。1回で治療も終わり、症状もなく経過も良好とご満足いただけました。コンポジットレジンで治療をお考えの際はお気軽にご相談ください。
私の溺愛ぶりが目立ちますが、先月号から引き続きまして、我が家の癒し&お笑い担当チンチラこと
【ブビー】(男の子)についてです!8月にお迎えして早3ヶ月・・・。自分の名前も覚え、呼ぶと反応してくれます。「ブビーおやつだよ~」と呼べば、猛ダッシュで寄ってきます。ホントかわいいやつです。大好物のドライマンゴーをちぎってあげるのですが「次を早くよこせぃ!」と、もんのすごい勢いでむさぼります!おやつは決まって膝の上であげるようにしているためか、何もなくても膝に乗るようになってくれました。計画通りです!
抱っこにも慣れ、抱えてヨシヨシすることも許してくれるようにもなりました!感激です!!!横になっていると足に乗ったり、背中に乗ったり、顔を踏んづけられたりもしますが、そのふてぶてしさも愛くるしい!!土日はもっぱらバドミントンや野球観戦などアウトドア派な私ですが、家でブビーと戯れるインドアな休日もなかなかいいものだと思うようになりました。