こんにちは!王子本町歯科クリニック、受付・歯科助手・トリートメントコーディネーターの有園です。今回のテーマは【つめものが取れてしまった】です。
こんな経験、ありませんか?
恥ずかしながら、私も高校生の頃、授業中に食べていたソフトキャンディーで銀歯が取れてしまったことがあります。ビックリしたのと同時に、授業中にこっそりお菓子を食べていた自分を反省…。しかも、取れたつめものを口から出すのが気が引けて、休み時間までお口の中に入れたままにしていたという、ちょっと恥ずかしい経験もあります。
つめものが取れたときに痛みやしみる感覚があれば、「歯医者に行かないと!」と感じるかもしれません。でも、「痛くないし、しみないから大丈夫かな~」とそのままにしてしまう方も多いのではないでしょうか?
ですが、放置してしまうと、こんなリスクがあります!
●むし歯が進行して痛みが生じる
進行具合によっては、歯の神経を取る治療が必要になることもあります。
●残っている歯が欠けてしまう
欠け方によっては、歯を抜かなくてはならない可能性も。
●周囲の歯が動いてしまう
隣の歯や上下の歯が動き、噛み合わせや歯並びが乱れる原因に。新しくつめものを入れようとしても、スペースが確保できず『すきっぱ』になることも。
このような状況になると、治療の回数も時間もかかってしまいます。噛み合わせのバランスが崩れると、専門医の治療が必要になるケースもあります。つめものが取れたままの方、どうか未来の自分のために、早めに歯医者さんへ行ってくださいね。
早めに受診することで、その場でつけ直しができるケースもあります。
私自身も、先ほどお話ししたエピソードの続きで、歯医者さんにすぐ行ったことで元のつめものをつけ直してもらえました。なので、取れたつめものは捨てずに必ず持参してくださいね!
つけ直しができるかどうかのポイントは以下の通りです。
これらの条件がそろっていれば、元のつめものを活かすことができます。
「もともと銀歯だったけど、白いつめものに変えたい」というご相談、とても多くいただいています。実は、しっかりついているつめものを無理に外すのは簡単ではありません。でも、つめものが取れた今こそが、素材や見た目を変えるチャンスなんです!
例えば…
治療前に「白くしたい」「目立たなくしたい」などご希望がありましたら、ぜひお気軽にご相談くださいね。